くちどけクラシック♪プリンアラモード
この時、なんとなくししまい達の言葉をもう少し騒音なんて聞き逃さず……サイドミラーに映った走り行く学生の姿にもう少し興味があったらすくなくともあんな悲惨な出来事に巻き込まれることなんてなかっただろう……。
しかし運命とはどこが岐路なのかわからないのが無情なものであり、私は既にこの岐路にさしかかっているなんて夢にも思わずただ今晩の夕飯の材料を籠にいれながらただひたすら先程聞いたCDのことを悠長に考えていた。