【短編】甘えん坊彼女と溺愛彼氏



実「昨日の放課後、ゆうくんとお家に帰った後、


今度のデートに備えてショッピングしてたの。


無事に洋服とかアクセサリーとか買い終わったから帰ろうとしたの。


そしたら、向かいにあったアクセサリー屋さんから


ゆうくんと美人で綺麗なお姉さんが腕組んで出てきたの。


それに、ゆうくん凄く楽しそうに笑ってた。


それ見たらなんだか馬鹿らしくなってきちゃって。


私じゃ、ゆうくんに釣り合ってないことくらい分かってた。


でも、前にゆうくんに言ったら


そんなことない。俺はみみだからいいんだって言ってくれたの…うぅ…ヒック


なのに、やっぱりゆうくんも綺麗なお姉さんの方がいいんだって思って


何もせずに走って帰ってきちゃったのグス


ゆうくんは今日の朝も起こしに来てくれたけど、


いつもより早く起きて、ゆうくんには用事だからって伝えて先に来ちゃったの。


もう嫌いになっちゃったのかなぁ…うぅ…」


琴「あいつ…
みみ、泣いていいよ。」


琴音は最後まで黙って聞いてくれた。


その後私が泣いてる間ずっとそばにいてくれた。
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