レボルトサンシャイン
「その指揮のマークは(鬼)(魔女)(妖精)(人間)から認められた者、戦いの陣を切ってもらう事になる。」
「そんな…私は、できるわけないです。」
「私とコーランもリーダーです。リリアをサポートも援護をします。」
「どういう事ですか?」
「(鬼)(魔女)(妖精)(人間)のそれぞれの代表と言ってますか、正式にはリーダーに当たります。紋章はちょっとやそっとだけでは、出ません。」
「マリアは私とコーランをサポートをしてくださりますか?」
「分かりました。やりましょう。」
「ありがとう。…しかし、城から黒いオーラをなんとかしなきゃ。」
「リリア。大丈夫。リリアには秘めた力を使うんです。」
「秘めた力?」
「そう。リリアだけ、輝き方が違うのは分かるますか?」
「本当だ。私だけ七色だ。不思議だわ。」
「紋章が私たちを呼び寄せたんだろうな。不思議な位にな。」
「マリアが魅力的でかわいくて、好きだな。俺と付き合わないか?」
思いもしない告白でマリアがあわわしてしまいました。
「こ、コーラン、い、いきなり何を言い出すのよ。」
『おっ。脈ありだな。そんなもって、かわいいな。』
「2人とも私を茶化さないで。大きく変わってしまったけど、私がさっき、呪文を唱えて剣を振りかざしただけで、戻ったでしょう。あれは悪を立ちきるだめのものなんだよ。」
「私たちもできますか?」
「ああ。それぞれの呪文が頭に浮かんでるよな?」
「ええ。まあ。」
「それぞれの呪文の意味があるんだよ。」
「しかし、城まで届かなければ意味が無いわ。」
「とんたけ遠くから狙い定める気?品定めをしてから、作戦を考えてからやる。近くまで行きますよ。」
「はい。」
「リリア。あんたはドレスだけでは、バレてしまう。」
「あっ。どうしましょう。」
「リリア。ちょっと、ごめんよ。」
「何をするんですか?」
マリアはリリアの体をさわりリュックから、リリアと似た服を出しました。
「リリア。あそこで着替えてもらう。」
「ええー。着替えるんですか~?」
「ロングドレスで戦う気?できない事くらいは分かってるよね?」
「わ、分かってるわ。しかし、ミニスカじゃない。」
「このスカートの下にスパッツになってます。」
「慣れればマリアに近くのですね。」
「えっ?何を言ってるの?」
「だって。マリアの事をずっと憧れていましたもの。マリアと隣にたてるのは夢にも思いませんでした。」
「姫様ってこんなキャラでしたっけ?ってマリアがのんきにお茶をすすってるし。」
「コーラン、気にする事はない。リリアは両親の愛も知らない、友人もいないから、寂しかったんだろうな。」
「でも今は違うと思いますよ。」
「なんでそう思えるんだい。」
「マリアがリリアの友人なんですよね?」
「うん。そうなるね。むしろ幼馴染みだね。」
「へぇー。幼馴染…えー。幼馴染なんですか?」
「うるさいぞ。コーラン。」
「す、すみません。幼馴染なんですか?初めて会ったのは、何歳なんですか?」
「幼馴染は私を入れて4人だよ。リリアと初めて会ったのは5歳の4月2日、私の誕生日に出会ったんだよね。私たち3人の両親はパトリシア様の側近の聖騎士で城に連れてこられてそこで、初めて会ったのさ。」
「リリア姫様はマリアのところに出歩いてるけど、大丈夫なんですか?」
「そこなんだよね。3日に1回に来ては勉強とおしゃべりをして1日過ごしていた。あの事件が無ければ、女騎士にならずにすんだのに。」
「あの事件?あの事件ってなんですか?」
「8歳になる3ヶ月前にベベルットの襲撃が有って、パトリシア様とパトリシア様の側近聖騎士、まあ俺たちの両親はベベルットを倒しに行った。しかし、ベベルットは姿を消しパトリシア様や、俺たちの両親は帰ってこなかった。リリアはかなり落ち込んだ。俺たち3人がリリアの心と体を守り抜く聖騎士になると決めてリリアの前で忠誠を誓った。リリアも俺たちに忠誠を誓ってくれたからこそリリアがは今の状態でいられると思うんだ。」
「もし、マリアたちに出会わなかったら、リリア姫様の心が壊れてたと言いたいんですか?」
「そうだな。壊れて色々と病んでるかそのまま死の道を歩んでいた可能性もあれば、ベベルットを1人で倒しにいってた可能性は否定はできないな。」
「弱い部分を見せれないのもあるんですね。それで、心と体を守り抜くだめに友人をなったの?」
「さぁな。それはどうでもいい話だし。リリアを守れればそれでいい。」
『リリア姫様の事をそこまで思い、守り抜きたい物があるなんで。マリアはすごい。』
「リリア。着替えようや。」
「はーい。マリア、服や防具まである。どれから着たら良いんですか?」
「奥のお部屋をお借りしますね。リリア、行くよ。」
「は、はい。」
マリアはリリアを早着替えをして出てきました。
「おお。よく似合ってる。」
「2人とも今日から俺の弟子で良いのか?」
「はい。よろしくお願いいたします。」
「さっそく、修行に行きたかったが、街や城の黒いオーラをなんとかしなくては。」
「あの、それを最初の修行にできないか?」
「はぁー。わかった。2人ともまだ力の解放もできてない。解放ができたとしても私並みに行かないかと思う。」
「それじゃあ」
「もちろんやるしかないじゃない。」
「やったー。」
「目を瞑って力の源を探すんだ。必ず大きな鍵があるはずだ。」
「…これかな?」
マリアはリリアとコーランの中を除き込むとちゃんと大きな鍵を見つけれてました。
「それだね。自分の力で解除をするんだ。」
「どうやって解除をすれば良いんですか?」
「鍵は手の甲の紋章が外せる。しかし、奥の力は普通のゼリーじゃあねーぞ。魔物並みのやつであり、パートナーになるやつだからな。ちょっとや、そっとでビビるなよ。それだと2人の体を乗っとるからな。」
「マリアはパートナーとは上手くいってますか?」
「ユーフィン。ユーフィンは俺のパートナーだけと、俺に似てクールで頭がよう切れる。」
「マリア。さっさと始めろや。しびれを切らして暴れだす前によ。」
「今、声が聞こえたけど。」
「今のはクーフィンだよ。終わったら、姿を見せてあげるから。さぁ。始めなさい。暴れだしたら、手におえないから。まあ、そうなったら、私とクーフィンで押さえに行くから。会いに行きなさい。」
「は、はい。」
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