私の小さな願い事

再会

夜中、慌ただしいほどに人の出入りがある




京の都から、尊王攘夷派を追放




政変が行われた




政に疎い、私達は

御所内で、普段通り警護をする



男装して顔は、隠している



御所内の者ですら、私達を知るものは少ない


いつもより、人が多い分集中する


「浪士組も来てるわね」


「本当……目立つ羽織ね」



特に混乱もなく、無事に終わる















私達は、東宮様の隠密


東宮様の身辺警護が仕事


頭を含め八人


二人一組で動くことを基本としている












翌日も頭から、町の様子を見てきて欲しい

と頼まれ


優と男装して、町を歩く



毎日、外に出るわけじゃないのに


どうして???


毎回……



「わぁ!!また会えましたね!!!
こんにちは!!」

とっても嬉しそうな沖田総司


勘弁して欲しい



「今日は、浪士組が全員町で取り締まりをしています!怪しい人は、捕まえることになっています!
お二人とも、怪しい格好だから、気をつけて下さいね!!」

「いいのか?そんな情報漏らして…」

「お二人は、敵ではありません」


なぜ、自信満々に言い切る???



「じゃあ!!お気をつけて!!」




仲間が来たので、私達を逃がすように

そちらに合流した


不思議な人










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