私の小さな願い事
~依里~
私の思考は、麻痺した
もう、思い出すことがなくなった
お腹の子の為、笑ってあげることも
出来ない
食事の刻限には、二人の男に押さえつけられ、多津に無理やり口に食べ物を詰め込まれる
食が細いことが気にくわないらしい
とはいえ、こんなふうに無理やり食べさせられ、味もわからず
食べた後は、吐いてしまう
それでも、すくすくと大きくなるお腹
大丈夫
耐えるからね
私が守ってあげる
ちゃんと ちゃんと 産むからね
早く、この子に会いたい
私の思考は、麻痺した
もう、思い出すことがなくなった
お腹の子の為、笑ってあげることも
出来ない
食事の刻限には、二人の男に押さえつけられ、多津に無理やり口に食べ物を詰め込まれる
食が細いことが気にくわないらしい
とはいえ、こんなふうに無理やり食べさせられ、味もわからず
食べた後は、吐いてしまう
それでも、すくすくと大きくなるお腹
大丈夫
耐えるからね
私が守ってあげる
ちゃんと ちゃんと 産むからね
早く、この子に会いたい