恋の相手は強引上司
「西村さん・・・・ありがとうございます。そうさせてもらいます」

西村さんはホッとしたようにコーヒーを飲むと

「わかった。後の事はまかせておけ。とりあえず幹事には電話しておけな。
あ~~~これでお前に憎まれずに済むかと思うとホッとしたよ」

「別に俺は・・・・」

だが西村さんは首を横に振った。

「いや・・・今はそう思ってるかもしれないが、辞令が出た時のお前の絶望的な
顔は忘れないよ。申し訳なかったって思ってたからね」

そういうと西村課長は歓送迎会の会場である居酒屋へ向かった。

そして再会の時を迎えたのだが・・・


歓送迎会当日の事とこの後の出来事はまだ恋実には

言わないでおく。

俺の事を本気で好きになるまではね・・・・

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