恋の相手は強引上司
そして猛ダッシュで店をでるとそのまま早歩きで歩いた。

本当は帰りに「あおい」で飲んで帰ろうと思ったけど

もう、そんな気分じゃなかった。

頭の中がもうぐちゃぐちゃ。

だって・・・なんでみんなの前であんなに私の事をけちょんけちょんに貶すの?


付き合っていることはナイショだけど・・・・

でもあれはやりすぎよ。

やっぱり恋愛なんていいことなんかなにもないじゃん。

早歩きだった足は徐々に速度を落とし

トボトボ歩きになっていた。


「もう・・・・恋愛やめたい」

肩を落とし呟いた。

その時だった

「それは・・・・許さない!」

後ろから覆いかぶさるように一馬が抱きしめてきた。
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