恋の相手は強引上司
「真壁は…4階だな」
「はい」
西村課長は自分が降りる地下1階と4階のボタンを押した。
「ありがとうございます」
エレベーターが8階で止まり3人降り、6階で2人降りると私と西村課長だけになった。
「あのさ・・・土屋課長だけど、ちょっと強引なところがあって君も今は戸惑ってるかも
しれないけどさ・・・・やっと願いが叶ったんだ。多めに見てやってよ」
「え?」
西村課長の言ってる意味が理解できずもっと詳しく聞こうとしたのだけれど
チ~ン
エレベーターが4階で止まった。
後ろ髪を引かれる思い出エレベーターを降りると
「あっそうだ、真壁、土屋に『がっつくなよ』って伝えておいてくれ」
「がっつくな?」
「そう~『がっつくな』ってね。それだけでわかるはずだから」
ますますわからないがエレベータの扉がゆっくりと閉まり
結局何にがっつくななのか分からずじまいだった。
腑に落ちないながらも売り場へ戻ろうと従業員の出入り口に立ち
「いらっしゃいませ」と一礼し売場にでると
ちょうど目の前に土屋課長が
課長はニヤリと笑いながら人差し指を自分の鼻にツンツンと当てた。
あれは・・・
鼻血はいいのか?ってことか・・・・
鼻血じゃないし・・・・キスだし(不本意だけど)
「はい」
西村課長は自分が降りる地下1階と4階のボタンを押した。
「ありがとうございます」
エレベーターが8階で止まり3人降り、6階で2人降りると私と西村課長だけになった。
「あのさ・・・土屋課長だけど、ちょっと強引なところがあって君も今は戸惑ってるかも
しれないけどさ・・・・やっと願いが叶ったんだ。多めに見てやってよ」
「え?」
西村課長の言ってる意味が理解できずもっと詳しく聞こうとしたのだけれど
チ~ン
エレベーターが4階で止まった。
後ろ髪を引かれる思い出エレベーターを降りると
「あっそうだ、真壁、土屋に『がっつくなよ』って伝えておいてくれ」
「がっつくな?」
「そう~『がっつくな』ってね。それだけでわかるはずだから」
ますますわからないがエレベータの扉がゆっくりと閉まり
結局何にがっつくななのか分からずじまいだった。
腑に落ちないながらも売り場へ戻ろうと従業員の出入り口に立ち
「いらっしゃいませ」と一礼し売場にでると
ちょうど目の前に土屋課長が
課長はニヤリと笑いながら人差し指を自分の鼻にツンツンと当てた。
あれは・・・
鼻血はいいのか?ってことか・・・・
鼻血じゃないし・・・・キスだし(不本意だけど)