恋の相手は強引上司
課長に振り回されているのがすごく嫌で口をほんの少し尖らせると
すれ違いざまに
「そんな口してるともう一度するぞ」と囁いた。
あ~~~!なんかムカつく!
そう思ったのだが・・・
西村課長からの伝言があったことを思い出した。
「課長」
「ん?何?真壁さん」
語尾が上がってるよ
「先ほど前任の西村課長にあったんですが伝言をお預かりしていたので」
「伝言?」
「はい。『がっつくなよ』だそうです」
すると課長の顔がかーっと赤くなった。
え?今ので赤くなるって・・・・何?
課長は口に手を当てながら
「ったく・・・あの人は~~」と視線を泳がせた。
なになに?何か西村課長に秘密でも握られてんの?
「課長?」
「な・・・何でもない・・・・ありがとう」
そう言うと課長はそそくさと事務所へと入っていった。
がっつくって何にがっつくな。なんだろう・・・
でもでもさっきの顔
あんな真っ赤になった顔初めて見たかも。
どうせ私が本人に問い詰めたところで正直に話すわけがない。
これは西村課長に聞くしかない。
今度外商に行く用事があったら絶対聞きに行こう!
一馬の顔を赤くさせた『がっつく』理由をね!
すれ違いざまに
「そんな口してるともう一度するぞ」と囁いた。
あ~~~!なんかムカつく!
そう思ったのだが・・・
西村課長からの伝言があったことを思い出した。
「課長」
「ん?何?真壁さん」
語尾が上がってるよ
「先ほど前任の西村課長にあったんですが伝言をお預かりしていたので」
「伝言?」
「はい。『がっつくなよ』だそうです」
すると課長の顔がかーっと赤くなった。
え?今ので赤くなるって・・・・何?
課長は口に手を当てながら
「ったく・・・あの人は~~」と視線を泳がせた。
なになに?何か西村課長に秘密でも握られてんの?
「課長?」
「な・・・何でもない・・・・ありがとう」
そう言うと課長はそそくさと事務所へと入っていった。
がっつくって何にがっつくな。なんだろう・・・
でもでもさっきの顔
あんな真っ赤になった顔初めて見たかも。
どうせ私が本人に問い詰めたところで正直に話すわけがない。
これは西村課長に聞くしかない。
今度外商に行く用事があったら絶対聞きに行こう!
一馬の顔を赤くさせた『がっつく』理由をね!