恋の相手は強引上司
3(一馬編)

一馬編・・・・・出会い

大学3年


俺の周りが就活を始めた頃

俺は自分が何をしたいのかどんな職種がいいのか

全く思いつなくて、誰かにケツを叩かれなきゃ動きもせず

気づいたときにはもう手遅れで就職もできずにフリーターになってるかも

と自分のことなのにどこか客観視していた。

だって、どうせ働くならやりがいのある職種がいい。

なにも考えないで適当に就職先きめて、自分を取り繕って就職できたとしても

定年退職なんて無理だと思っていたからだ。


だけど周りからみると不安だったんだろうな~~

ある日、そんな俺をみて心配になった母親が

リクルートスーツでも買えば気持ちも変わるかもしれないというので

というよりまずは格好からってやつだ。

完全に出遅れてるし全く乗り気ではなかったが渋々だけど

大学の帰りに大越デパートに行くことにした。


別に大型メンズショップでも良かったのだが電車通学をしている俺は

駅に隣接してるからという理由だけでここにした。
< 81 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop