恋の相手は強引上司
一馬編・・・・ゆでダコの君
「あ~・・・・あのさ、せっかくいろいろ出してくれたのに申し訳ないんだけど・・・
俺・・・あの人に選んでもらいたいんだよねーそういうの・・・ダメ?」
せっせとスーツを用意していた販売員はその動きを止めた。
「え?・・・・・でも彼女は・・・・ここの担当では・・・それよりも、こちらなんかいかがですか?」
持ってきたスーツをしまうどころかまだ尚、接客しようと俺の前に2点のスーツを
差し出した。
「だから~~俺・・・・あの人に見立ててもらいたんだけど・・・・ダメなの?どうなの?」
こめかみに縦線入りそうになる気持ちをぐっと堪えてもう一度聞いてみた。
だが返ってきたのは
「ですから・・・彼女は紳士小物の担当ですので、ネクタイとかベルトとか
そういったものでしたら・・・・・」
・・・・・うっとおしい
「じゃあ・・・スーツはもいいよ」
「え?!」
「俺・・・あの人にネクタイ選んでもらうよ」
「え?お客様?」
ってことで・・・
俺は回れ右をした。
するとちょうど年配の客の会計が済んだようで恋実と名乗る販売員は
帰ろうとする年配客に頭を下げていた。
俺・・・あの人に選んでもらいたいんだよねーそういうの・・・ダメ?」
せっせとスーツを用意していた販売員はその動きを止めた。
「え?・・・・・でも彼女は・・・・ここの担当では・・・それよりも、こちらなんかいかがですか?」
持ってきたスーツをしまうどころかまだ尚、接客しようと俺の前に2点のスーツを
差し出した。
「だから~~俺・・・・あの人に見立ててもらいたんだけど・・・・ダメなの?どうなの?」
こめかみに縦線入りそうになる気持ちをぐっと堪えてもう一度聞いてみた。
だが返ってきたのは
「ですから・・・彼女は紳士小物の担当ですので、ネクタイとかベルトとか
そういったものでしたら・・・・・」
・・・・・うっとおしい
「じゃあ・・・スーツはもいいよ」
「え?!」
「俺・・・あの人にネクタイ選んでもらうよ」
「え?お客様?」
ってことで・・・
俺は回れ右をした。
するとちょうど年配の客の会計が済んだようで恋実と名乗る販売員は
帰ろうとする年配客に頭を下げていた。