恋の相手は強引上司
「お・・・お客様のお顔立ちからするとこのブルーのストライプのネクタイか・・・
こちらのワインレッドの細かいドット柄がお似合いになるかと・・・思います」
へ~~顔は真っ赤だけど受け答えはできるんだ・・・・
それに・・・意外にも俺と同意見。
「あの・・・・」
「ん?」
「押し売りするつもりはないのですが、これから就活されるのであれば
今ご紹介した2本を持っていると便利です」
目線は相変わらず俺の目よりも下をみているが、目を合わせていない分
さっきよりも口調はしっかりしたものだった。
「なんで?」
「どのような職種をお選びになるかわかりませんが、青はどんな職種でも受けがいいです。
失敗しない色なんです。赤系の場合は金融機関以外の職種なら積極性をアピール出来ると思います
職種によって使い分けるためにも2本あると便利なんです」
「へ~そうなんだ・・・わかった。2本買う」
その途端ふわっと顔が和らぎ初めて俺に笑顔を見せてくれた。
その笑顔はもしかすると単に『ラッキ~~売れた』かもしれないし
自分のチョイスがお客に喜ばれたことへの嬉しさなのかそれはわからない。
だけどどちらにせよ
俺は恋実の笑った顔をみて今まで味わったことのない
胸がざわついた。
もちろんいい意味で・・・・
こちらのワインレッドの細かいドット柄がお似合いになるかと・・・思います」
へ~~顔は真っ赤だけど受け答えはできるんだ・・・・
それに・・・意外にも俺と同意見。
「あの・・・・」
「ん?」
「押し売りするつもりはないのですが、これから就活されるのであれば
今ご紹介した2本を持っていると便利です」
目線は相変わらず俺の目よりも下をみているが、目を合わせていない分
さっきよりも口調はしっかりしたものだった。
「なんで?」
「どのような職種をお選びになるかわかりませんが、青はどんな職種でも受けがいいです。
失敗しない色なんです。赤系の場合は金融機関以外の職種なら積極性をアピール出来ると思います
職種によって使い分けるためにも2本あると便利なんです」
「へ~そうなんだ・・・わかった。2本買う」
その途端ふわっと顔が和らぎ初めて俺に笑顔を見せてくれた。
その笑顔はもしかすると単に『ラッキ~~売れた』かもしれないし
自分のチョイスがお客に喜ばれたことへの嬉しさなのかそれはわからない。
だけどどちらにせよ
俺は恋実の笑った顔をみて今まで味わったことのない
胸がざわついた。
もちろんいい意味で・・・・