僕の世界は冷たくて
神無家に戻った僕は長の部屋に颯爽と到着

「……」

『エアナ…?大丈夫か?』

「問題ないよ!!!!っ…ごめん声大きかった」

慌てて口を塞いだけどもう遅いと思う諦めて

ノックして入ろうかと思ったら

エ『エアナそこに立ってないで早く入れ』

怒られたよ…

はっきり言って僕は父様苦手だよ

ま、いっかぁ

「じゃリツキ後でね〜」

リツキに別れを告げ

コンコン…

一応ノックはしておく礼儀として…一応だけど

『やっと来たか………何してたんだ?』

「お茶をしてお話してました」

いつもと変わらない一言目から始まる

『エアナ……お前は長になりたく無いか?』

これも決まって2回目に聞かれる質問

僕の答えは決まってる

「…なりません…父様?僕にはマナキの様なカリスマ性やアンクの様な武術ルクエの様な煩悩性なんてありません。」

いつだってNOとしか言わない
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