ワケありオオカミさんたちと強気赤ずきんちゃん
再び窓を見ると、さっきの2人はもういなかった。
どこかデートに行ったのかな?
そんなことを思いながら、スマホをポケットに直して先輩たちがいるところに行った。
「赤木さん」
次の日の昼休み、いつも通り図書室に行こうと思ったら誰かに話しかけられた。
あ、このチャラ男……
昨日他校の彼女といちゃいちゃしていた人だ。
「ちょっといいかな?」
「用事あるので、手短にお願いします」
そう言って、チャラ男の後ろをついて行った。
着いた場所は、昨日チャラ男が女の子といちゃいちゃしていたところだ。
「昨日ここで俺らのこと見ていたよね?」