ワケありオオカミさんたちと強気赤ずきんちゃん
そして、文化祭終わって交換留学で来た幼なじみの桜さんが翔太郎の好きな人だと勘違いしたんだよね。
でも、桐山先輩と新のお陰で頑張れて告白出来て彼女になれた。
改めて私ってたくさんの人たちに支えられていたんだな。
感謝してもしきれないよ。
「平成○○年3月1日。 卒業生代表 西岡翔太郎」
気がつくと答辞を読み終えていて、壇上から降りていた。
「卒業生退場」
あぁ、もう卒業式終わっちゃうんだ。
こんなに卒業式が早く感じたの初めてだな。
1人1人順番に歩いて行き、それを見ていた。
桐山先輩が歩いていて、目が赤くなっていた。
桐山先輩泣いちゃったんだね。
翔太郎も歩いていて目を見たけど泣いていなかった。
まぁこんなところで泣く人じゃないからね。