美しき夜、北斗七星が輝く








やっぱり頼られるのが多いんだ…

しっかりしているもんね黒木さんは





「美夜のことお願い出来るかしら?」


「あっ…はい!」


「…斗真くんなら平気ね」




クスッと笑った実也子さん

その視線は僕の腕の中で眠る黒木さんに視線が行っていた




「……!」



今更だけど…

僕何しているの!?

すっごく大胆なことしているじゃないか!

よく黒木さん拒否しなかったな…

拒否できる状態じゃなかったとか!?

そう考えると…僕って最低!?





「…ッ…ゲホゲホッ…」


「あらあら…大丈夫かしら?」


「すみません…ゲホゴホッ…」


「酸素マスクつけられる?」


「はっ…い…ゴホゴホッ…」








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