美しき夜、北斗七星が輝く
謝って済むことじゃない
だけど僕は……
「……ぅぐっ……!」
ズキンッと大きく心臓が痛んで
僕はぎゅっと心臓を鷲掴みにした
「白羽くん!」
「斗真!」
「白羽!」
「平気…大丈夫……だから…」
数分後
まだ痛むけど
だいぶ落ち着いた
「……斗真
心臓の発作なんて起こさなかったくせに…
どうして今日起こしたんだ?」
「えっ……」
「理由わかってんだろ」
「……」
「斗真
隠し事は禁止だ」