美しき夜、北斗七星が輝く







「僕は黒木さん…美夜と出会ったことを
そして今の僕の想いを…後悔なんてしない

美夜
僕ともう1度付き合ってくれない?

そして…
美夜の描く未来に僕もいて良いかな」




精一杯の気持ちを告白すると

黒木さんはキョトンとしていた





「あたしたちって…別れたの?」


「え?
だって僕…散々酷いこと言って…」


「嫌だなぁ気にしてないよ」


「邪魔とか言ったのに?」


「当たり前じゃん
あたしはね…何があっても
斗真が好きなの」


「美夜……」


「あたしは斗真が好きなんです
付き合ってください

そして
斗真の未来にあたしをいれてください

あたしのいる未来に斗真はいるよ」


「……ありがとう美夜」




グイッと美夜の手を引いて自分の元へ寄せる

そして今度こそきちんとしたキスを交わす





「斗真大好き!」


「僕も大好きだよ美夜」





もう2度と離さないから

道を間違えたりしないから




そういう意味を込めて

ぎゅっと抱きしめた







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