美しき夜、北斗七星が輝く
「もっと」
「はい!?」
「早くしてよ」
「しょうがないなぁ…」
もう1回と迫られると思ってなかったから
してあげると
美夜は満足そうに頷いた
「斗真大好きい」
「はいはい
僕も美夜が好きだよ」
ベッドの上に頭を乗せて嬉しそうにはにかむ美夜
僕は手招きをした
「もっとこっちおいでよ
そんな所にいると風邪引くよ」
「えっ?」
「おいで」
「でも……」
「さっきはキスしてくれとせがんだくせに
僕に近寄るのは駄目なの?
困った子だね」
引き寄せて後ろから抱きしめる
美夜がくすぐったそうに身をよじった