美しき夜、北斗七星が輝く
「よーい?どーん!」
1人で合図を出して走り出す
本当に真っ直ぐな道
綺麗だなー!
風を浴びながら分岐点に向かって走っていると
「……え?」
「うわーっ!?」
ドシーンッ!!
まるでアニメかドラマみたいに大きなぶつかる音が響く
あたしは何かにぶつかり地面に思い切り尻餅をついた
「痛ぁ……」
「小谷さん…何しているの?」
この独特なのんびりとした話し方は…
「白羽!?」
目の前にマスクをせず眼鏡をかけている親友の彼氏
白羽が私を見降ろしていた