イジワル社長と偽恋契約
旭さんの指が私の中心部に触れるたびに水音を立てている。その指を迎え入れると、旭さんは中をゆっくりと動かして来る。

正直痛みを感じたけど、どちらかというと違和感があるといったところだった…


しばらく触れてほぐされた秘部は熱をおびて敏感になっているよう。旭さんはそっと手を離した。







「いい?」


旭さんは私におでこをコツンとつけて聞いた。ふわふわする中コクリと頷くと旭さんは私の額に軽くキスをする。

旭さんに両足のを広げられ、私はぐっと力を入れる。






「力抜いて」

「はぃ…」


旭さんがゆっくりと私の中に入って来ると…今まで感じたことのない痛みが一気に体中を回る。






「痛い?」


私の表情に気づいたのか旭さんは、すぐに動きを止めて私の様子を心配そうに伺う。






「い、いえっ」


痛いけれど…苦痛ではない。

この痛みは嬉しい痛みだから…





「大好き…」


気がつくとそう呟いていた。旭さんは優しく微笑んだ後でゆっくりとそれを突き刺して何度か繰り返すと、段々と私の中の奥へと入っていく。中はより水音を上げてより敏感になっているのがわかる。

旭さんは私が少し慣れてきたところで、中へと一気に押し入れて来た…






「………んっ…あっっ…」


痛みが更に広がり思わずうなるような声を上げてしまった。





「…やめる?」

「ううん、大丈夫です…」


私がそう言うと旭さんは私にキスを落としてすぐに離すと、ぐっと腰に力を入れた。





「…動くよ」


旭さんがゆっくりと動かし始めると、何度か襲ってきた痛みが徐々に違うものへと変わって来るのを感じた。








「あんっ………ぁ」


控えめに抑えていた私の甘い声は、気がつくいたら部屋中に響き渡っている。




「妙」


私の名前を囁きながら顔を歪ませて切なげな顔をする旭さん。

こんな表情をするんだ…






「ぁぁっ………」


旭さんの動きは激しくなる一方で、お互いに汗ばんだ肌がくっついて密着する。





「旭さんっ…」


何度も旭さんの名前を繰り返した。





「あっ…あぁっ………」


そしてしばらく突き刺しが続くと、旭さんのそれは私の一番奥へと突き上げ…その瞬間私も果てていった…
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