よくわからない君が好きです。


も、もうどうするの?!


「宇宙ぁぁぁー!!どうにかしてよ!!お願いだから!!」


「……。別にいいんじゃね?俺、お前の事好きだし。」


「えっとね、私もだよ!!うん!!でもね、それとこれとは違うんだよ!!」


あれ、私いつの間に宇宙のこと好きになってたんだろう。


友達としてだけど、嫌いではないかも。


それに、宇宙にとっては私は友達なんだって勝手に解釈してるくせに…胸が痛いよ。


「っ本当お前、バカだろ!!クソバカ!!分かれっつーの。」


はぁぁぁっ?!なんで私がバカバカ言われなくちゃいけないの?!


「宇宙のほうがバカだしっ!!学年一位の永遠ちゃんに何言っちゃってるの?」


一生懸命勉強して、この学校に入学したら勉強しすぎて頭良くなっちゃったなんて死んでも言えねー…。


このままだと宇宙に抜かされるかもしれないなんて…死んでも言えねー…。


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