生意気男子のマネージャー
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放課後…
わたしは、休み時間に書いたあの紙を片手に、あのクソ後輩の情報を得るため
1学年のフロアに来てるのだが…
「どうしたらいいものか。」
伽耶には、やめたほうがいいと止められたのだが
わたしは行くと言ってきかなかったから1人でいるわけである。
しかーし、名前しかわからない。せめて組を教えてくれたらな…組の人に聞けるのに…
いや、片っ端から探る方がいいのか…
それに、さっきから目線が痛い…ような。いつものことだけど。
そんな時だった。
「あれ?先輩?」
あの、ちゃらけた声が背後から聞こえた。