生意気男子のマネージャー
「げ…小松。」
「名前、覚えててくれたんですね。てゆーか、あからさまに嫌がる顔しないでくださいよ。」
ニヤリと笑う顔。
似合わない丁寧語。
こいつ、使い分けてるのか?
猫かぶりな奴め!!
でも、そんな顔をしていても、美少年には合ってしまう。
ムカつく奴だ。
すると
「きゃー。」
「かっこいい。」
「ゆーくん。」
キーンとした黄色い悲鳴がどっと押し寄せて来た。
おう、君もか…
黄色い悲鳴の持ち主たちに囲まれて、涼しい顔をしている小松くん。
わたしよりも、寄ってくる人数がやや多いことに
ジェラシーが!!!