ダサい兄貴がいる友達と仲良くなる話
「えっ、いやぁ…それはムリかもしれないです…」
よし!もう一押し!
「じゃ、小夜は一人で苦しんでいるしかないな…」
どーだ…?
「お兄さん!
小夜ちゃんの一大事です。
今日だけですからね!
明日からは、あたしと小夜ちゃんでしっかり監視しますから!」
きたぁーーーー!!
「おぉ…?
そっか、そっか!!
小夜は、オレの可愛い妹だからほかっておけないから。
じゃ、駅で待ってる!」
決まるや否や、さっと荷物をカバンに片付け始めた。
帰ると決まったら、こんなとこいる意味がない。