ダサい兄貴がいる友達と仲良くなる話
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翌日。
朝は、来なくていいと言う小夜ちゃんに甘えていつも通りに登校。
たった1日だったけど、朝早く起きる小夜ちゃんの大変さがわかった。
あんな時間にあ毎日起きるのは、あたしにはムリ!
ごめん、小夜ちゃん…
「おはよ!」
小夜ちゃんに声を掛けると、読んでいた本を閉じて
「おはよ」
いつもと同じ朝。
でも、小夜ちゃんの顔は曇ってる。
「どーしたの?」
手袋を、外しながら聞いてみると
「やっぱりやめようよ。
留年するのは、兄貴のせいなんだから」
「小夜ちゃんの気持ちもわかるけど、あたしも小夜ちゃんの役に立ちたいの。
とにかく一回やってみようよ!
今日やって、来週どーするか決めよ?」
「昨日、あたしの大好きなココアを買ってくれたから、お礼もしたいし!」
「わかった。
ありがとう…」
小夜ちゃんが納得してくれた。
上手くいくかわかんないけど、あたしも頑張るから!