レインリリーで待ってる

こ、こいつ……そんなこと、よくもまあ、いけしゃーしゃーと……。




「ち、違うって！」




「あれ？　顔赤くなってるけど？」




「そ、それは、まだ熱があって……」




その言葉を聞いて、公生くんが私に額をくっつける。




「へっ！？　ちょ、ちょっと！」




「……んー、確かに、まだちょっと熱いかも」




そ、そりゃそうですよ！




公生くんの額がこう、くっついて、そりゃそうですよ！




「ちょ、離れてよ！」




「嫌って言ったら？」




な、何々！？　今日の公生くん、積極的すぎて、死ぬ！