レインリリーで待ってる
まずは、キャラ設定。
これは、当初から「ほぼ4人で回す、4人だけの世界を作りたい」と思ったんです。
いっぱいキャラ出したり、そういうのも確かに楽しいですし、魅力的なんですよ。
でも、書いた後にありませんか? 「このキャラ、いらなかったんじゃね?」ってキャラ。
私も経験があるので、どうせなら軸をしっかり決めて、それでストーリー的に本当に必要だと思ったら使おうと、新たな試みをしてみました。
そして、キャラ設定でもう一つ大事なこと。
それは、「セリフを見ただけで、誰のセリフなのかわかるようにする」ということ。
主人公は、優衣。そして、その親友の明日菜。この二人の差別化は、繊細なんですけど、多少、口調に違いをつけてみました。
優衣は、どっちかというと引っ込み思案な地味子。
対する明日菜は、優衣を引っ張っていくお姉さん気質。
まあ、優衣視点で構成されているので、差別化は簡単でしたね。
あとは、公生くんと加持くん。
もう見てもわかるとおり、加持くんを関西弁をしゃべるという設定にするだけで、解決でしたね。
いや、決してそれだけのために関西弁にしたわけじゃないんですよ?
こういう大人びたキザなキャラクターにしたかったんですよ?
誓って本当です。