レインリリーで待ってる
そして、この作品で一番伝えたかったこと。
「恋愛にきれいごとなんていらない」ってことです。
経験ありませんか? 「私、○○くんのことが好きなの」って言ってきた友達。でも、実は自分も○○くんのことが好き。
そんな時、どうしますか?
大半の人は、あの子も○○くん好きなら、諦めようかなーってなりません?
私はそうでした。
でも、実際、それって友達に遠慮しているだけで、自分の幸せよりも人の幸せを考えることのできるいい人だと思うんです。
それは決して悪いことじゃないと思います。
ただ、もしかするとそれは、それくらいその人のことが好きじゃないんじゃないの? ってことにもなると思います。
そんなことで諦めるようじゃ、恋なんて成就しませんよ。
将来、結婚を考えるくらい好きな人なのに、友達に遠慮してどうするんですか?
でも、それはそれで難しい。
でもでも、必勝法というか、勝負するためには捨てなきゃいけないんですよ。
大事なものを捨てることができて、初めて大事なものを手にする。
まさに、「友情を捨てる覚悟のある者が恋愛を制する」なんです。