レインリリーで待ってる





見た目は、公生くんよりちょっと年上で、スウェット姿でボサボサの頭を掻いている。




「んー?」




その女の人が目を細めて私をじーっと見る。




「あんた誰よ?」




「あ、は、初めまして! わ、わたたた私、牧野優衣と申しまして……」




「だったら何よ!?」




ええー!? ぎゃ、逆ギレっすか……。





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