┣短┫諦めたい…
それで仕方なくびしょびしょになりながら横断歩道を渡っていた。



すると前からチャリが来ていた。相手は気付かないしまぁいいやッて思ってた。



次の瞬間…
『バンッ』

見事にぶつかった。


スッゴい痛かった。


でも、そのチャリ男は逃げてしまった。


「大丈夫?羽未」

と言うどっかで聞いたことがある優しい透き通った声が聞こえた。


渉だった。


「あッ、あぁ大丈夫。心配アリガト。」

ッて。

そのとき見た渉の顔が忘れられない。


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