蓮の華
次は優衣さん宛だった。
《優衣おひさ!なんて言ったらめちゃくちゃ怒るよな。ごめん。お前怒ると怖いからさ~。ちょっとなんかあっただけでイライラして俺らに当たるし(笑)だから友達いねぇんだよ(笑)でも、最初に比べたら丸くなったよな。まさか、蓮と仲良くするなんて思ってもなかったし!ちょっと前のお前だったら絶対怒ってたってわな(笑)また一着ついて会うとき来たら怒られんの怖いわ。まあ、いつもさんきゅーな!
あ、それと。蓮に伝言!前会った時に言ったこと忘れんなよ~!それと、もっと食え(笑)十分細いんだからさ。また会ったらパンちょうだいな!》
「怒るにも怒れねーよ」
優衣さんもすっきりした顔で笑ってる。
だからあたしも精一杯笑った。
それを、希輝さんが求めてる気がして…