鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
委員長と長岡君は、私が瀬田君に恋していたことを知っている。
辛いんじゃないか、と心配してくれているようだった。

そりゃあ、1年生のときはイチャイチャする二人が見ていて辛かったけど。

瀬田君に振られて時間が経って2年生になって。
もう辛さなんてサラサラない。

むしろ最近は、2人を傍観しているのが楽しい。
瀬田君の愛情表現は日々、進化している。
立花さんはそれについていけないようだった。
毎日おどおど、可愛い顔を赤くして困っている。

そんなおどおどした姿も、可愛い、
< 200 / 434 >

この作品をシェア

pagetop