鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
「店長、終わりました」

「お疲れさん」

瀬田が、店長に合図をしに来た。
後ろには顔を赤らめている彼女。
その後ろには取材を終えた式場の2人が、伝票を持って着いてきた。

「店長さん、今日ここにお昼食べにきて、あなたに尋ねてみて良かったです。
やっと伝説の2人に会えました。
シフトも調整してくれるそうで、ご協力に、感謝します」

「いえ、こちらこそ、うちの従業員を気にかけていただいて。
有難いお話です」

会計を済ませながら、そんな会話をしている店長と取材班。
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