鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
「まぁ、いいじゃないか。
予行練習が沢山出来ていいよな、俺たち」

「ちょっ……」

慌てた様子で美空は、人差し指を口の前に押し付けた。
しぃ~って。
子供か。


美空は小声で、真っ赤になりながらも真顔で言った。

「そんなこと言ってると、本気で結婚考えてるって皆にバレちゃうよ?」

と。
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