鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
「長岡、テーマパーク行ったのか」
お菓子を皆、回して配りながら、おしゃべりは止まらない。
意外だな、と、クラスのどこからか、声が上がる。
「あ、おお。
家族がみんなで行くんだってうるさくてよ、渋々だよ、渋々。
あんなチャラチャラと人が多いとこ……渋々だ。
た、楽しんでなんか、ないからな?」
一見いかつい印象の長岡だけど、実は優しいやつだ。
家族想いだし、友達想いだし。
ほら、悪態付きながらも、わざわざ荷物になるだろうお土産まで持ってきてくれている。
その辺をクラスメイトの皆はわかっているので、はいはい、と笑っている。
お菓子を皆、回して配りながら、おしゃべりは止まらない。
意外だな、と、クラスのどこからか、声が上がる。
「あ、おお。
家族がみんなで行くんだってうるさくてよ、渋々だよ、渋々。
あんなチャラチャラと人が多いとこ……渋々だ。
た、楽しんでなんか、ないからな?」
一見いかつい印象の長岡だけど、実は優しいやつだ。
家族想いだし、友達想いだし。
ほら、悪態付きながらも、わざわざ荷物になるだろうお土産まで持ってきてくれている。
その辺をクラスメイトの皆はわかっているので、はいはい、と笑っている。