海は悲しきものがたりいふ
恋愛(その他)
完
2
隠君子/著
- 作品番号
- 1269484
- 最終更新
- 2018/02/13
- 総文字数
- 95,292
- ページ数
- 81ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 52,271
- いいね数
- 2
兄と妹。
そんな制約は、人が勝手に作ったもの。
私にとって、兄だけが全て。
兄への想いは、確かに恋だった。
おもひみれば
おのれてふものいましむと
人のつくりし掟なりけり
「ヒロインになれない!」に顔出ししてたあおいメインです。
そんな制約は、人が勝手に作ったもの。
私にとって、兄だけが全て。
兄への想いは、確かに恋だった。
おもひみれば
おのれてふものいましむと
人のつくりし掟なりけり
「ヒロインになれない!」に顔出ししてたあおいメインです。
目次
-
ものがたりめくわが宿世ゆゑ
-
いとへだたりて生れこし身ぞ
-
唯この我をあざけりたまへ
-
この玉の緒もたふとかりけり
-
空と人とのうらめしき夜ぞ
-
虐げられし恋のむくいか
-
唯この我をあざけりたまへ
-
めでつうらみつ苦しき身かな
-
今日もさびしく物おもへとや
-
あきらめ難きあきらめもする
-
天にはとがも偽りもなし
-
ひたふる君を恋ふとつげまし
-
白刃の如くいたしつめたし
-
くるしき時のいつまでかつづく
-
その火の光いざなふ方に
-
わがゆく道もおのづから見ゆ
-
我と彼とをいかしめ給へ
-
われより人をうばひてぞゆく
-
はかなし声もまぼろしもなき
-
忘られがたき夕べなりけり
-
三百余日罪にくらせば
-
源氏の君にまみえむ夜かな
-
夢まもらせてやはらかに寝る
-
やごとなき身とめであがめられ
-
卯月なかばの山荘の宵
-
力のかぎりひと時を咲く
-
ほほえみかわすまことの道に
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…