ロンリーがーる
ん…?
あっ!?
あ、あれは…
「『マホまほ✩魔法少女』のペンポーチっ!?」
おまわず声を出してしまった。
小さな声でね?
声を出さずにはいられないんだもの。
だって、菜津の大好きなアニメだったから!!!
興奮してしまった。
やっぱり、尾行は私には向いてなかったかもしれない。
桜都に言われたことが、ようやく自分にも分かった。
それよりーあのペンポーチ。
それは藤田悠雨のもので、シルエットにキャラクターのイメージカラーという、
学校に持ってきても良さそうな物であった。
耳をすませてみると、2人の会話が聞こえてきた。
「うへへぇ…♡ ピンクちゃん超可愛いよぉ〜♡」
「気持ち悪い声をだすな、他の人にも聞こえるだろ」
「だ、だって〜っ」
「お前、ホント『マホまほ』好きだよなー、
…私は、『アイドルぶっ!』の方がいいけど〜っ」
熊木 空緒が、うっとりとした顔で言った。
そういうアイドル系アニメが好きらしい。
…熊木 空緒は、紺色の髪で、左右に二つづつ黒いピンをしている。髪は、肩くらいまで。
藤田 悠雨は、茶髪で、耳より上のところで1つにしばっている。
2人とも、まあまあ地味だし、知っているアニメの話をしている。
間違いなく、彼女達はアニヲタだ。
あの子達がアニヲタだということを確かめることができたから…
もう、尾行をする必要は無いわね。
放課後、またあの子達の所に行って…
部室に連れ込んで、入部させるわよ!
そう、心に決めた。
⏬
がさっ。
昨日バレバレだったあの場所に菜津はいた。
昨日がバレてるのであれば、今日だってバレるはず。
そう考えたからだ。
2人が来たら、その後『わーっ!』って………
「あの、何してるんですか?」
チッ…チッ…チッ…
時が、止まった。
あっ!?
あ、あれは…
「『マホまほ✩魔法少女』のペンポーチっ!?」
おまわず声を出してしまった。
小さな声でね?
声を出さずにはいられないんだもの。
だって、菜津の大好きなアニメだったから!!!
興奮してしまった。
やっぱり、尾行は私には向いてなかったかもしれない。
桜都に言われたことが、ようやく自分にも分かった。
それよりーあのペンポーチ。
それは藤田悠雨のもので、シルエットにキャラクターのイメージカラーという、
学校に持ってきても良さそうな物であった。
耳をすませてみると、2人の会話が聞こえてきた。
「うへへぇ…♡ ピンクちゃん超可愛いよぉ〜♡」
「気持ち悪い声をだすな、他の人にも聞こえるだろ」
「だ、だって〜っ」
「お前、ホント『マホまほ』好きだよなー、
…私は、『アイドルぶっ!』の方がいいけど〜っ」
熊木 空緒が、うっとりとした顔で言った。
そういうアイドル系アニメが好きらしい。
…熊木 空緒は、紺色の髪で、左右に二つづつ黒いピンをしている。髪は、肩くらいまで。
藤田 悠雨は、茶髪で、耳より上のところで1つにしばっている。
2人とも、まあまあ地味だし、知っているアニメの話をしている。
間違いなく、彼女達はアニヲタだ。
あの子達がアニヲタだということを確かめることができたから…
もう、尾行をする必要は無いわね。
放課後、またあの子達の所に行って…
部室に連れ込んで、入部させるわよ!
そう、心に決めた。
⏬
がさっ。
昨日バレバレだったあの場所に菜津はいた。
昨日がバレてるのであれば、今日だってバレるはず。
そう考えたからだ。
2人が来たら、その後『わーっ!』って………
「あの、何してるんですか?」
チッ…チッ…チッ…
時が、止まった。