ひとしずく






私たちは高校3年生になった。


修也と付き合いだして2年。



それまで大きな喧嘩もなく幸せな毎日だった。



ある日の放課後。



修也と私はクラスが別々なので、



私は修也を迎えに行こうと思って修也の教室に行った。




教室のドアに近づいた時、男の子たちの話し声が聞こえてきた。




その中には修也の声も聞こえる。



入りづらいな・・・



なんて声かけようかドアの前で悩んでいると
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