ひとしずく





なにそれ・・・・




確かに私は美人でもなんでもないし、


これといった取り柄はないかもだけど


一つくらい何か言ってくれてもいいじゃん






てか、俺自慢しまくるわ〜って








じゃあ私は何なの







喉がキリキリして視界がぼやける




雫は教室には入らず、来た道をそのまま引き返した。
< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop