奇跡色

「マ、ママっうわぁああん」


マ『陽ちゃん』よしよし


ずっとママの胸の中で抱きしめられながら泣いてた


マ『落ち着いた?』


「うん」


マ『どうしたの?』


「わ、私ひどい事言っちゃった、色なんて私にはわからないって」


マ『え?』


「ちっともわからないって私のためにいつも教えてくれるの、でも青とか金とか色がもぅ記憶に残っていないの」


今までのことを全部話した

そうすると

マ『そうだったの』


ままの反応が思ったより


薄くて驚いた


マ『ママね、陽ちゃんのいう世界がわからないわ、色が分からないなら自分が思う色を作ればいいわ』


「つくる?」


マ『陽ちゃんはその和馬くんがすき、そうでしょ?』


「う、うん」


驚いた、言ってないのに知ってるなんて


マ『ほら、色ができた、恋する色はピンク、お友達といる時の嬉しい気持ちは黄色ね?』


ママの話はいつも勇気に変わる


「ママありがとう」


和馬くんがすきってきづかせてくれてありがとう。


明日伝えよう、


後悔する前に


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