私が幸せになるまで。



いつものようにゲームセンターに溜まっていると、コギャルが来た。


「なにあんた達〜、純粋そうな子連れちゃって。笑」


コギャルから笑われた。



どうやら、リョウマくん達の知り合いらしい。
一通り私の自己紹介をしてくれた。




私は、自分の紹介をされている隣で
『純粋そう』という言葉に恥ずかしくなっていた。




透き通ったゴールドの髪に、白のメッシュ。

黒い肌。

キラキラ真っ黒のアイメイク。

赤い帯のセーラー服に、いかにもなルーズソックス。



全てが、羨ましく思えた。




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