私が幸せになるまで。




リョウマくんの家で、キスをした。


でも、それ以上は、どうしてもできなかった。




リョウマくんは我慢してくれて、私がいいよ、と言うまで手を出してこなかった。



私にお金がなくなると、リョウマくんはお金をくれた。


私が迎えに来てと言うと、どこまででも送り迎えしてくれた。




すごく、すごく、優しかった。





私は、甘え過ぎていた。


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