私が幸せになるまで。
「絶対やだわ。」
「パンツ売るのもヤんのも変わんねぇって。」
奈美はそう言うけど、絶対嫌だった。
たまにスタービーチで男を探して、パンツを売ってお金を稼いでいた。
生脱ぎで八千円くらい。
たまに運がいいと数万円くれる人もいた。
奈美もスタビで援交相手を探していた。
援交をしない理由は、リョウマくんが居るからとかじゃない。
自分のプライドが許さなかった。
私は、変な親父と数万円でヤレるほど、安くない。