【完】恋のおまじないNo.1
あいつの大好きな、“おまじない”の相乗効果を狙ってみた。
咄嗟に思いついたとはいえ、2度とあんなこと言えねぇ。
もう一回しようかとか、いつもと違う自分のキャラに赤面する。
おまじないなんて、現実から目を背けるための戯言…そう思っていた。
魔法のように、唱えるだけで効果が現れるわけじゃなし。
そんなものに頼るなんて、ありえない。
けど、おまじないっていう言葉に見えないパワーをもらえる。
叶いっこない現実を、完全に諦めてしまう前に…できることもあるのかもしれない。
奮いたたせるなにかが、自分に備わる気がしてくる。
ゆめの言うように、俺は余計なことをしたのかも。
桃ちゃんは、紫藤にはもったいないって思うこと。
それは桃ちゃんが決めることで、俺が決めることじゃないよな。
例え傷つくかもしれなくても、好きっていう想いは止められない。
咄嗟に思いついたとはいえ、2度とあんなこと言えねぇ。
もう一回しようかとか、いつもと違う自分のキャラに赤面する。
おまじないなんて、現実から目を背けるための戯言…そう思っていた。
魔法のように、唱えるだけで効果が現れるわけじゃなし。
そんなものに頼るなんて、ありえない。
けど、おまじないっていう言葉に見えないパワーをもらえる。
叶いっこない現実を、完全に諦めてしまう前に…できることもあるのかもしれない。
奮いたたせるなにかが、自分に備わる気がしてくる。
ゆめの言うように、俺は余計なことをしたのかも。
桃ちゃんは、紫藤にはもったいないって思うこと。
それは桃ちゃんが決めることで、俺が決めることじゃないよな。
例え傷つくかもしれなくても、好きっていう想いは止められない。