【完】恋のおまじないNo.1
教室の真ん中で友達と話している、桃ちゃんの姿が見える。
普通そうだし、問題ないか。
安心したところで、自分のクラスへ戻ることにした。
自分のクラスに到着し、席に着くや否や紫藤が俺のところへやって来た。
「カズマ、ちょっと相談したいことがあんだけど」
「相談?」
こいつに、そんなことを言われたのが初めて驚いていると、グイグイと引っ張られいつの間にか教室の外へ連れられていた。
「なんだよ」
「さっきさ、桃ちゃんとすれ違ったんだよな」
「…で?」
やっぱ紫藤が絡んでたのか。
あんなに泣くって尋常じゃねーもんな。
「ウチのクラスの女に、あれはどう見ても絡まれてたんだよな…桃ちゃん、泣きそうな顔してたし」
「は?お前、見て見ぬフリしたのかよ」
「だってな!カズマが関わるなつったんじゃん」
「いや、言ったけど。時と場合によるだろ」
その中のやつに泣かされた…ってことか。
普通そうだし、問題ないか。
安心したところで、自分のクラスへ戻ることにした。
自分のクラスに到着し、席に着くや否や紫藤が俺のところへやって来た。
「カズマ、ちょっと相談したいことがあんだけど」
「相談?」
こいつに、そんなことを言われたのが初めて驚いていると、グイグイと引っ張られいつの間にか教室の外へ連れられていた。
「なんだよ」
「さっきさ、桃ちゃんとすれ違ったんだよな」
「…で?」
やっぱ紫藤が絡んでたのか。
あんなに泣くって尋常じゃねーもんな。
「ウチのクラスの女に、あれはどう見ても絡まれてたんだよな…桃ちゃん、泣きそうな顔してたし」
「は?お前、見て見ぬフリしたのかよ」
「だってな!カズマが関わるなつったんじゃん」
「いや、言ったけど。時と場合によるだろ」
その中のやつに泣かされた…ってことか。