【完】恋のおまじないNo.1
「そうだよな…悪いことしたな」
「悪いって?」
「俺のことで揉めてたみたいだから…」
「はぁ?尚更入ってけよ。見過ごしてどーする」
「だよなぁ」
こんなときにでも、ヘラっと笑う紫藤が憎らしい。
「桃ちゃんを諦めさせろとは言ったけど、そういうのは例外だろ?助けてやれよ」
一体、なにを言われたんだろう。
泣きじゃくってたよな。
「今からフォローしてこいよ」
「はっ!?今から?もう、昼休み終わるけど」
「関係ねーじゃん。あの子、屋上で号泣してたんだよ。よっぽどひどいこと言われたんじゃね?」
「そっ…そうか。わかった、行ってくる」
慌てて紫藤は廊下を走ってく。
このぐらいの罪滅ぼしはさせてくれよな。
桃ちゃんに関わるなとか、言い出したことを反省してる。
いくら紫藤がチャラくても、関わるかどうかを決めるのは桃ちゃんだから。
「悪いって?」
「俺のことで揉めてたみたいだから…」
「はぁ?尚更入ってけよ。見過ごしてどーする」
「だよなぁ」
こんなときにでも、ヘラっと笑う紫藤が憎らしい。
「桃ちゃんを諦めさせろとは言ったけど、そういうのは例外だろ?助けてやれよ」
一体、なにを言われたんだろう。
泣きじゃくってたよな。
「今からフォローしてこいよ」
「はっ!?今から?もう、昼休み終わるけど」
「関係ねーじゃん。あの子、屋上で号泣してたんだよ。よっぽどひどいこと言われたんじゃね?」
「そっ…そうか。わかった、行ってくる」
慌てて紫藤は廊下を走ってく。
このぐらいの罪滅ぼしはさせてくれよな。
桃ちゃんに関わるなとか、言い出したことを反省してる。
いくら紫藤がチャラくても、関わるかどうかを決めるのは桃ちゃんだから。