【完】恋のおまじないNo.1
だけど顔には出さずに、突っぱねた。
「あっそ。俺、今からすぐ出かけるけど。なんか用?」
冷たくしても、顔色を変えることもない。
依然として笑顔のゆめは、昔っからバカみたいにポジティブだ。
「えーっ、もう出かけるの?もう少しゆっくりしていっていいのに~」
おい!誰のウチだよ。
…ったく。
「あいにく、ゆめみたく暇じゃねぇの」
「あ~、わかった。彼女とデート?」
「もしそうだとしても、ゆめには言わねー」
ホントは違うけどな?
「そうなんだ~。幸せそうだね」
この顔のどこが?
幸せそうなのは、お前じゃん。
そこで悔しそうな顔とか少しでも見せれば、俺だって少しは嬉しそうにすんだけどな。
「あっそ。俺、今からすぐ出かけるけど。なんか用?」
冷たくしても、顔色を変えることもない。
依然として笑顔のゆめは、昔っからバカみたいにポジティブだ。
「えーっ、もう出かけるの?もう少しゆっくりしていっていいのに~」
おい!誰のウチだよ。
…ったく。
「あいにく、ゆめみたく暇じゃねぇの」
「あ~、わかった。彼女とデート?」
「もしそうだとしても、ゆめには言わねー」
ホントは違うけどな?
「そうなんだ~。幸せそうだね」
この顔のどこが?
幸せそうなのは、お前じゃん。
そこで悔しそうな顔とか少しでも見せれば、俺だって少しは嬉しそうにすんだけどな。