【完】恋のおまじないNo.1
「ありがとう」
空き教室まで送ってもらい、部屋の中に入る。
「最近はどう?おまじないの方は」
「うーん…不調なの」
紫藤くんは空き教室に入って、入口近くの椅子に腰掛けた。
「そか。先輩は西内と前より仲良くなれたみたい。ゆめたちゃんに感謝してるって」
「そうなんだ…」
うまくいってる人がいるなら、それを聞いてホッとする。
カズマとも別れちゃったし、西内さんとカズマのおまじないも効果がなかったよね。
全部、ただの偶然で…おまじないの意味なんて、最初からなかったのかもしれない。
「どした?元気ないね」
紫藤くんが心配そうに首を傾げる。
「なんだか、自信なくて。おまじない…不調だから」
一言では片付けられない。
もっと色々言いたいことはあるけど、紫藤くんに話しても困るだけだよね。
空き教室まで送ってもらい、部屋の中に入る。
「最近はどう?おまじないの方は」
「うーん…不調なの」
紫藤くんは空き教室に入って、入口近くの椅子に腰掛けた。
「そか。先輩は西内と前より仲良くなれたみたい。ゆめたちゃんに感謝してるって」
「そうなんだ…」
うまくいってる人がいるなら、それを聞いてホッとする。
カズマとも別れちゃったし、西内さんとカズマのおまじないも効果がなかったよね。
全部、ただの偶然で…おまじないの意味なんて、最初からなかったのかもしれない。
「どした?元気ないね」
紫藤くんが心配そうに首を傾げる。
「なんだか、自信なくて。おまじない…不調だから」
一言では片付けられない。
もっと色々言いたいことはあるけど、紫藤くんに話しても困るだけだよね。