【完】恋のおまじないNo.1
「くっ、クラス…間違っちゃったぁ」
苦しい言い訳、うん、苦し過ぎだよ!!
「ブッ…んなこと、あんの?」
だよねぇ、相当バカにされてるよ。
「そーみたい。へへっ」
「へぇ。あ、そこの机ん中から、赤い箱取ってくれる?実は俺も忘れ物。一緒だな」
あたしの前の机、紫藤くんの机を指さし、ニッと笑う。
紫藤くんって、人気あるのわかる。
あたしたちって初対面なのに、そう感じさせないほど笑顔や対応が自然。
この人が、桃ちゃんの好きな人かぁー…。
苦しい言い訳、うん、苦し過ぎだよ!!
「ブッ…んなこと、あんの?」
だよねぇ、相当バカにされてるよ。
「そーみたい。へへっ」
「へぇ。あ、そこの机ん中から、赤い箱取ってくれる?実は俺も忘れ物。一緒だな」
あたしの前の机、紫藤くんの机を指さし、ニッと笑う。
紫藤くんって、人気あるのわかる。
あたしたちって初対面なのに、そう感じさせないほど笑顔や対応が自然。
この人が、桃ちゃんの好きな人かぁー…。